
こんにちは。海快晴の気象予報士の竹内です。
海快晴を活用した実釣レポート(その15)をお届けします。
今回は千葉県飯岡漁港にある幸丸さんにお邪魔しました!
狙いはひとつテンヤで釣る真鯛。
ひとつテンヤ真鯛は千葉県外房発祥の釣り方で、ライトタックルで狙う真鯛はゲーム性が高く、タイラバよりもバイト数が多くて初心者からベテランまで楽しめる釣りです。
なんせ高級魚の真鯛が沢山釣れる!はずです(笑)
そして幸丸さんの良い所は、ふるさと納税が使えることです!
ふるさと納税の手数料だけで遊漁船に乗れるのは本当にありがたいですね。
釣行当日の気象状況
釣行した日は2025年12月13日。当日の天気図がこちら。(引用元:気象庁)

大陸から高気圧が東進してきて風は弱そうに見えますが、午前中は7~10m/sくらいの北~北東風が残り、午後は高気圧に覆われてきて徐々に弱まる予報でした。
2025年、海快晴で新たにリリースした風マップを見ると一目瞭然。
動く粒子で風向・風速がひと目でわかるようになっています。
これによって、いつ・どこで・どのぐらいの風が吹くか(風裏になるのか、風表になるのか、釣りがしやすいのか)がイメージできるようになります。
3日先まで1時間ごとに詳しく表示でき、海快晴独自予報と気象庁予報を1画面で比較可能です。
また、従来のピンポイント予報との連携でこれまで以上にポイント選定がしやすくなりました。
このときのピンポイント予報がこちら。海快晴独自予報と気象庁予報が表で比較できます。

異なる2種類の予報を並べることにより、予報の当たりやすさがわかるようになっています。
独自予報・気象庁ともに、北~北東の風と波が12~18時にかけて徐々に弱まっているのがわかります。
2つの予報がほぼ同じ傾向を示しているので、そうなる確率が高いと言えます。
ちなみに、2025年は沿岸のポイント数も大幅に増やしました。
飯岡付近の沿岸ポイントはこんなに沢山あります。

これで遊漁船である程度沖合に出る場合にもしっかりと数値予報の確認ができますね。
いよいよ実釣
午前中は風と波が多少残りそうなので、釣りがしやすい午後便に乗船することにしました。
まずは船宿でチェックイン。

幸丸さんの船は大型で、冬には座席のヒザ裏が当たる部分に温水が流れるので、寒がりな方でも大丈夫です。

1時間ぐらい移動した水深25m前後のポイントで釣り開始。
まずは8号の誘導式テンヤで。
すると1投目からバイトがあって、フッキングすると乗ってくれました。

40cm弱の塩焼きにちょうど良い真鯛でした。
まだ風が残っていて流れがあったので、少し重めの10号にチェンジ。
8号より底取りが楽になり、底から50cmくらい浮かせた所でステイさせると、真鯛が反応してくれました。

ひとつテンヤ真鯛釣りで面白いのは、様々な外道が釣れる点もあります。
この日は石鯛が釣れてくれました。

乗せきれないバイトやポロリなどもありつつ、ストップフィッシングまで合計して真鯛7匹、石鯛1匹が釣れました。
サイズはすべて30cm後半~40cm前後でした。

当日を振り返って
ひとつテンヤ真鯛釣りはタックルがライトでオモリも軽いので、風が強いと釣りがしづらくなります。
風が弱まった午後船に乗ったのは自分の中では正解でした。
特に冬の釣りは風が強いと寒さで手がかじかんで釣りにならないこともあるので、風予報をしっかりと確認しておくと、比較的良い釣りができると思います。
2025年に新たにリリースした風マップや大幅増加した沿岸ポイントを上手く使って、冬の釣りを快適に過ごしましょう!
海快晴は1ヶ月の無料お試しを行っているので、会員でない方も是非インストールして使っていただければと思います。
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過去の記事はこちら↓
第14回 シースタイルでの東京湾タチウオ&LTアジ
第13回 真冬の新潟東港でのサゴシ・アジ釣り
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第5回 伊勢湾でのタイラバ釣り(真鯛・キジハタ)
第4回 東京湾手漕ぎボート釣り(太刀魚・アジ)
第3回 東京湾手漕ぎボート釣り(太刀魚・大アジなど)
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