「第3回サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム」、11/6(土)開催

2010年2月28日(日)、チリ地震津波が我が国の海岸に来襲した。今回の津波では幸いにも砂浜にいて命を落とした人はいなかったが、日本近海で発生した大津波が、多くの海水浴客やサーファーでにぎわう海岸に来襲したら、どう行動すれば良いのだろうか?
 
そこで、来る2010年11月6日(土)に、津波の危険性と今後の対策について考えるシンポジウム(第3回サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム)が開催されることとなった。



当日は、講演者の一人として、(株)サーフレジェンド代表・加藤道夫が「これからの津波避難」をテーマに登壇することが決定しており、津波や海難救助の専門家5名の講演が予定されている。
 
○チリ地震津波での市民(サーファーを含む)の意識と行動はどうだったか?
○湘南やその他の地域の津波はどのように違うのか?
○サーファーは数分の速さで来襲する近地津波に対して、沖へ逃げるべきか? 岸へ逃げるべきか?
○津波が来たときに、海水浴客やサーファーはどのような行動をとるべきか?
○これからの津波避難対策はどうあるべきか? など、興味深い発表が予定されている。
 
また、会場に来られた参加者全員で議論する“ディスカッション”の時間を多く取り、“これからの波打ち際の津波避難対策”の提案と課題抽出をしたいと考えている。
 
第3回サーフィンサイエンス&テクノロジーシンポジウム津波、ビーチから逃げるには?
 
◇日時
2010年11月6日(土)
PM2:00〜PM6:00
 
◇場所
TKP横浜駅西口ビジネスセンター カンファレンス3会議室
 
◇主催
(独)港湾空港技術研究所(PARI)、日本サーフ学会設立準備委員会(JSSC)、サーフライダーファウンデーションジャパン(SFJ)
 
◇後援
日本サーフィン連盟(NSA)、日本プロサーフィン連盟(JPSA)
 
◇対象
自由
 
◇連絡先
Surfing Science & Technology Symposium事務局
TEL:046-844-5049
FAX:046-844-1274
e-mail:sst-sympo@ipc.pari.go.jp
ホームページ http://ceo.pari.go.jp/sst-hp/
 
◇プログラム
1.開会あいさつ 2:00〜2:15
日本サーフ学会設立準備委員会会長 梅本利樹
 
2.イントロダクション 2:15〜2:30
日本サーフィン連盟副理事長 宗像富次郎
 
3.津波と海岸の利用者 2:30〜3:10
港湾空港技術研究所研究主監 高橋重雄
 
4.前半部 質疑応答とディスカッション
 
3:10〜3:30 休憩 3:30〜3:40
 
5.これからの津波避難 3:40〜4:00
サーフレジェンド社長 加藤道夫
 
6.救命の立場から 4:00〜4:20
日本海洋レジャー安全・振興協会部長 日高秀希
 
7.海浜利用者の津波防災意識 4:20〜4:40
関西大学准教授 島田広昭
 
休憩 4:40〜4:50
 
8.参加者全員でディスカッション 4:50〜5:50
 
9.閉会 5:50〜6:00

最近の記事

関連する記事