【第3弾】被災地からの絆レポート11 by 三輪予報士

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 本日4月28日(金)から、私の釜石での活動が始まりました。先に活動をしてきたスタッフ達と同様に、凄惨(せいさん)な釜石の光景には言葉を失ってしまいます。むしろ、目の前の出来事がすご過ぎてリアルな感じがしないぐらい……。

 きょうは、各地より送られてきた支援物資の整理が主な活動でした。とにかくたくさんのものが各地より送られてきております。ユーズドのものは数は多いのですが、ほとんど手に取ってはもらえず、新品の下着やタオル、調味料などの需要が目立ち、持ち帰っていかれていました。

 物資を送って頂いている方々も、何かしたいという気持ちで物資を送ってくれたと思います。私自身も当時、ユーズドの衣類を送ろうと思っていました。しかし、今回現場で感じた事は、自分が着なくなったモノはやはり他の人も着ないという事です。

サイズ分けもされた男性用の下着、なかなかの品揃えです
サイズ分けもされた男性用の下着
なかなかの品揃えです


 さて話は変わって、我らがボランティアボーイズ&ガールズの生活についてお話しさせて頂きます。私たちがお世話になっている釜石教会の事で言えば、想像していた生活とギャップがありました。食事は温かいおいしいものなど食べられないと思っていました。

 ところが、各地の方々からの有り難い支援物資のおかげで、食料品はかなり充実していています。保存の利く食料はもちろん、生の食材もたくさんあり、それらをうまく使った温かいご飯をいただきました。

 一人暮らしをしている自分の食事よりもはるかにバランスが良く健康的で、正直かなり美味しいです。ご飯を美味しく頂き、あしたもガッツリと活動をしようとココロに決めた初日でした。

パワーの源になる、美味しい昼ご飯
パワーの源になる、美味しい昼ご飯


by 三輪予報士

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