台風28号について(11月30日)

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台風28号は北上することなく、西進を続ける予想ですが、沖縄などの南西諸島を始め、西日本にもうねりが入る可能性があります。

30日(土)午前6時現在、強い台風28号はフィリピン東海上にあり、中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は60m/sとさらに発達し、西にゆっくりと進んでいます。

この後も南下している寒気に抑えられて北上することはなくて西へと進み、12月1日(日)には非常に強い勢力にまで発達している予想。その後も西進を続け、4日(水)~5日(木)にかけて徐々に衰弱しながら南シナ海に進む予想になっています。
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直接的に日本に影響を与えることはないでしょう。ただし、沖縄などの南西諸島では、先島付近を中心に周期の長い東寄りのうねり(土用波)が12月2日(月)ころから入る可能性があります。また、西日本でも12月4日(水)ころに南寄りのうねりが届く可能性があります。
うねりの周期予想4日午前9時
うねりの周期予想図4日(水)午前9時
うねりの周期予想5日午前9時
うねりの周期予想図5日(木)午前9時

最新の気象庁の台風情報(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)や、「海快晴」の風・波・天気予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。遠くの台風や低気圧からのうねりの予想は、メニュー「沖合の週間予報」の「うねりの周期予想」https://www.umikaisei.jp/weather/windwave/week/undulation.html?mapid=00000000から確認することができます。

文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉

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