【大会レポート】いすみ市沖釣りフェスタが1/8(月)に開催された 

フェスタ沖釣り

本大会は各船で重量の多い順に1位~3位が決まり、いすみ市の特産品が貰えるというもの。もし順位に漏れても、参加者全員に、港の朝市で使える3000円分の商品券が貰えるという、非常に美味しいイベントです。

当日は、低気圧が残したうねりや接近する南岸低気圧の風や雨が予想され、開催が危ぶまれましたが、予定通りの開催となりました。

今回お世話になった力漁丸・中井船長(予約/問合せ0470-62-0575)も「接近する南岸低気圧の影響で天気は下り坂、朝から北東風が吹き次第に強まる予想だったので開催の可否判断に苦慮したが、雨の降り出しは午後で、朝の風の実況が西寄りの弱い風が残る状況とのことで予定通りの開催を迎えることが出来た」とのこと。

日頃から、出船に際しては海快晴のほか色々なサイトの予報や燈台の風の実況、港での実況を踏まえて、総合的に判断をされていることは以前からも伺っていましたが、私と会って開口一番にお話されたことを察しても、開催判断に苦慮した様子が伺えます。

 

当日の海快晴での予報は
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一方、私は朝4時半に受付を済ませ釣座は右舷中央に決まり、出港するまでの間に竿や仕掛けの準備を整えました。今回のターゲットはヒラメで、仕掛けは活餌(イワシ)です。私は竿や仕掛けの全てをレンタルし、用意されたオモリは80号でした。ただ、自前で用意される参加者には、潮の流れに応じて40号や60号と変更しても良いと、船長からのアドバイスがありました。

朝5時半、辺りがまだ暗い中で、船はポイントに向けて出港。
1魚

ヒラメ釣りのスタートが6時ということで、5分程前にはポイント到着し1分前になると活餌を針に掛け、迎えたスタート時間には、船長の合図とともにオモリやイワシが海に落ちる音が船の至る所から聞かれました。

その頃には風は北や北東よりに変わり、若干の風速や風波が増し、棚取りに慣れないと、少しツライ状況だったかもしれません。今回は比較的浅場を中心に水深5~15m程の範囲で、イワシの群れも頼りにしつつ、都度ポイント変更を行いながらターゲットのヒラメを狙いました。

スタートして暫くすると、筆者の竿に反応あり。ヒラメが、エサのイワシを試し喰いするかのような「クン、クンッ」と竿先が揺れます。その後、ガブっと喰えは「グィーン」と引き込まれるところでリールを巻きはじめ、その引き具合で何となく大きさを感じるのですが…最初の獲物は50cm程のヒラメをゲット。

その後、当たりのない時間が暫く過ぎましたが、9時半過ぎに久しぶりの反応。獲物の反応は先のものより大きく、筆者この日一番の大物2.6kgのヒラメをゲットしました。

 

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さらにポイントを太東付近まで移動し、最後のアタック。ここでマトウダイとヒラメを1匹づつゲットし、終了となりました。
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釣った魚は余すところなく社員一同で美味しくいただきました。
IMG_5661アラ、お刺身の端などもアラ汁として余すとこなくいただきました。
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ちなみに、この時期の釣りは、やはり寒さとの戦いにもなりますので、しっかりした防寒が必要だと感じます。洋上の風は陸上よりも1.5倍や2倍など、強く吹きます。北寄りの冷たい風となれば、予想される気温以上に寒く感じられます。

事前の天気予報では、波や風の変化だけでなく、気温変化や雨の降り出しなども合せてチェックして、さらに快適な釣りを楽しむことに活かしていただけたらと思います。

■今回お世話になった船宿やイベント案内
力漁丸(大原漁港)
大原漁港 港の朝市

(服部予報士)

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