海快晴「二つの風予報」の精度検証結果のお知らせ

平素より海快晴をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

このたび海快晴で提供している二つの風予報(WRF・MSM)について、アメダス実況値と比較することによる精度検証を行いました。以下に検証方法をはじめ結果に関する取りまとめのお知らせをいたします。

検証方法は次のとおりとなります
・検証箇所:北海道から沖縄地方の太平洋側と日本海側を含む「34ケ所」
・検証期間:2017年5月、2018年1月~2018年2月(3か月間)
・検証方法:二つの風予報とアメダスの平均と最大瞬間の風速・風向(観測値)

検証結果は次のとおりとなります
・MSMの風速予測は最大瞬間風速に近似する傾向にある
・WRFの風速予測は最大瞬間風速よりも若干強く表現される傾向にある
・MSMの風向予測は、平均すると実況と約40度異なる
・WRFの風向予測は、平均すると実況と約45度異なる
・総合的にはMSM風予測の方がWRF風予測よりも正確に表現される傾向にある
(※一般的に、最大瞬間風速は、平均風速の1.5~3倍の強さになるといわれています)

今後について
・海快晴では、引き続き独自予測の精度改善を進めていきます。
・ご利用の地点にて、予測が当たらないと感じる場合は、以下の点と合わせて「お問い合わせフォーム」より、ご連絡を頂けますようよろしくお願い申し上げます。

a.ご利用のポイント名(ポイントの場所)
b.風と波どちらの予測ですか?
c.海快晴(WRF)と気象庁(MSM)のどちらの予測ですか?または両方ですか?
d.どのように(どの程度)予測がズレていますか?
(最寄りの観測計と比較して、もしくは体感的になど・・・)

海快晴ご利用のアドバイス
海快晴では、予測をどの程度、信頼できるのかを判断して頂くために「2種の風・波予報」をご提供しています。これは、海快晴独自予測と気象庁予測を見比べることで、例えば、2つの予測がある程度揃っていれば、その予測の信頼性が高いと考えられます。一方、どちらかが強い・弱い等の場合は、どちらかが外れる、もしくはその両方が外れる可能性があるということが推測できます。

今後とも、マリンウェザー海快晴をよろしくお願いいたします。
株式会社サーフレジェンド

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