『Surfers Paradise GC.Vol.3』

93_2.jpg

GC空港に早朝到着した日から、帰国のために午前8時に空港に集合した日も早朝午前4時半からサーフィンして、10日間の合計ラウンドは20ラウンドです。(1日だけ3ラウンドで最終日は1ラウンド) 33年間のサーフィン人生でも、これだけ連続でサーフィンしまくった10日間は記憶にありません。50歳を超えたオヤジサーファーでも、これだけサーフィンに向かわせる理由は何なんでしょうか!? 世間から見れば、単なるサーフィンおバカでしょう!!! (笑)まあ、それ程GCの波が良かったからであり、毎日頭〜頭半たまに大きい時やスナッパーのピークではWサイズと申し分ないものでした。
スナッパーロックスでサーフしたことのない方のために補足説明すると、スナッパーのピークは奥への流れがあるばかりか、ヘビーにワイプアウトするとインサイドで待ち構えるロック(岩)の餌食になりかねない、とても危険なポイントです。私はとうとう最終日まで、奥の底掘れするピークからは満足にテイクオフすらできませんでした。(涙)
でも、ピークを外したところからでもワールドクラスのショルダーの長く続くGood Waveとなり、ジュニアらはものすごいスピードで走ってから、空中高く軽々とエアーを決め、見ているだけでもエキサイティングな場所、つまり地域の名前に相応しい“Surfers paradise”でした。この波とこの地域から、ジョエル・パーキンソン(パーコ)やステファニー・ギルモアらが生まれたのも十分に理解できます。
 
GCは公園ベンチもサーフボード型
GCは公園ベンチもサーフボード型
1991年当時は、カンタス航空で成田からブリスベーン空港に飛んでバスでGCに移動しましたが、今はベッキーがTVで盛んに宣伝しているジェットスター航空(JQ)が就航しています。JQは、成田空港(他に関西空港便あり)からゴールドコースト空港(旧クーランガッタ空港)に、8時間でダイレクトに飛んでいるのでとても便利です。その上、GC空港から人気のポイントであるスナッパーやディランバーには、車で渋滞知らずで、わずか10分で到着できるのです。 強いてJQを使う時のサーファーの注意点を言えば、預ける荷物重量が10kg、20kgで格安運賃が決まっているため、私のようにお土産を買い過ぎて帰りの重量が26kgに達してしまうとオーバーチャージ(今回は14000円)が掛かってしまうことです。現地ではほとんどの日用品が、WOOLWORTHS(ウールワース)などの近くにいくつもあるスーパーマーケットでそろうので、なるべく日本から持ち込む荷物は減らすべきです。つづく。

最近の記事

関連する記事