☆加藤のコラム『チマジャの波と、パウダーをアモーレする男たち!!Vol.3』

たんぼ

皮サンダルが濡れると!?

O君は、チマジャに18年連続で春秋2回通い続けているそうですが、今回地元サーファーのパイオニアであるアグースの案内により、我々とともにシークレットのレフトブレイクのポイントを初めてサーフしました。なぜ今まで来れなかったのかと言えば、未舗装のガタガタ道を30分くらい走るために、SUVのように車高がある程度あって車の性能が良くないと来れなかったのでした。

遠くから見ると、かなりトロ厚い波ながら200mくらいはつなげるFun Waveに見えましたが、実際に海に入るとそのピークはホレホレで、レイトテイクオフとなった私は3回続けてパーリングしてしまいました。前足がいとも簡単に滑ってワイプアウトしてしまったのですが、そのシークレットポイントは河口が近いので山から泥水が流れ込んでいるために水が真っ茶色だったので、それで滑るのかなあと思っていましたが原因は違いました。
サーフィンの途中で気が付いたのですが、自分の足の裏を見て愕然となりました。

今回皮製のサンダルを履いてきたのですが、雨や田んぼでサンダルの表面が濡れると、なんと皮に塗ってある塗料が落ちて足の裏は真っ茶色になっていたのです。色が付くだけならまだしも、テイクオフするとそれが原因で滑りまくり、ワイプアウトの連発になるのでした。これじゃ~滑る訳だ~!!!(涙) もっと早めに気が付けば良かったのですが、あとの祭りです。波待ちをしながら手でゴシゴシ擦って何とか落としましたが、とんだハプニングとなりました。

ゴミが浮かぶ茶色い波のFun Wave!?

ゴミが浮かぶ茶色い波のFun Wave!?

ゴミの中でのサーフィン

そのポイントには、上流や潮の流れで集まってくるのか、人間が捨てた半端な量でないゴミが塊(かたまり)となって浮いていました。38年間のサーフィン人生で、過去最大のゴミの量と汚さでした。ビニールやプラスチックのゴミはどこでも見かけますが、ここでは加えて紙おむつが大量に浮いていました。(涙) 正直、セットの波をきちんと乗れば200mくらいはライド可能なFun Waveなのですが、水質が悪いうえに大量のゴミ、特に紙おむつが数多く浮いていたので、一緒に入った仲間のサーファーはいつもよりも早く海から上がってしまったほどです。
新生SFJの最大のミッションは“水質の改善”です。一切ゴミがなく、ボトムの魚が見れるくらいきれいな新島やメンタワイのような水質環境を、ぜひ世界中で実現できればと思います。

大量のゴミの中でのサーフィン

大量のゴミの中でのサーフィン

この日は、結局のところ踏んだり蹴ったりのサーフィンとなり、帰ってチマジャをサーフチェックしたものの、誰もサーフしていないハードな状況を確認できたので、疲れた身体を癒すために車で30分くらい山の中にある温泉にいくことにしました。

チマジャ温泉

チマジャ温泉

チマジャ温泉

温泉場の川にかかる竹で作った橋

温泉場の川にかかる竹で作った橋

イスラム教の教えで温泉でも女性は肌を隠す

イスラム教の教えで温泉でも女性は肌を隠す

チマジャ温泉は、日本の温泉とは全く様子が異なりました。川の中や川原から激しく湯気が立ちあがり、場所によっては間欠泉となって熱い温泉を噴き出していました。老若男女の市民が、水着や服を着たまま川の中に入ったり、川原の岩の上で間欠泉を浴びたりして、温泉浴?を楽しんでいました。

川の中で温泉に浸かる市民ら

川の中で温泉に浸かる市民ら

地中から吹き出る温泉のお湯の量が一定ではないので、川の水温は熱かったり冷たかったりです。時々『あっ、あっちぃ~あっちぃ~!!』、また時々『ギョえ~冷てぇ~!!』と私たちはなるのですが、市民らはへっちゃらな様子で、郷に入らば郷に従えのことわざに倣って、次第に慣れてきた私は、川の中のベストポジションを見つけつつも、我慢して温まることにしました。効能のほどは分かりませんが、やはり温泉は気持ちの良いものでした。

あとでチェックして分かったのですが、近くに温泉を引き込んだプールのような施設がありました。川の中の温泉は無料でここは有料になりますが、2500ルピア(約25円)しかお金はかからないので、しっかり温まりたい人にはこちらをお勧めします。まあ、ワイルドな川の中の温泉も楽しいので、まずはそちらを体験してから有料の温泉プールを利用されるのがお勧めです。つづく。

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