2013年7月3日（水）、神奈川県藤沢市で、津波対策避難訓練が実施されます。当日は午後1時30分に藤沢市の防災行政無線にて、まず震度情報を全市域、海岸利用者に伝達して身の安全の確保（約1分間）を行い、その後に大津波警報と避難指示が放送され、対象地域で一斉に非難訓練が行われます。
藤沢市内の各海岸利用者は、付近のライフセーバーらの誘導に従って、まず地震発生のアナウンスに対して（※）安全確保行動を行い、次にサイレン・大津波警報と避難指示を受けて、各々で海岸線のサイクリングロードまで避難しましょう。各自が目標とする避難場所に到達した時点で避難訓練は終了とします。
※安全確保行動
さまざまな人たちがさまざまな場所で、災害シナリオに基づき、同時に訓練を行います。基本的行動は、1分間「姿勢を低く､体･頭を守って､揺れが収まるまでじっとして」となります。
訓練は、地震発生から10分以内に津波の第一波が届くという想定のもとで行われます。海岸付近にいて大地震が起きた場合、実際に10分間でどこまで避難できるか確認・体験しておく絶好の機会ですので、ぜひご参加ください。（※訓練時は、134号線を超えての避難は行わないでください）
なお、訓練は藤沢市内のJR東海道線以南の地域（片瀬地区、辻堂地区、鵠沼地区）を対象に実施されます。地域住民の方々は、藤沢市から配布されている訓練の案内をご確認いただき、最寄りの津波避難ビルの確認と、10分間で避難が可能か、ぜひ検証してみてください。
●訓練日時
2013年7月3日（水）午後1時30分〜（雨天決行）
●避難場所
サイクリングロードまたは護岸（※訓練時は、134号線を超えての避難は行わないでください）
●訓練想定
【想定】地震動：南関東地震、津波：慶長型地震
【発生時間】7月3日（水）午後1時30分
【震源・規模】相模湾、マグニチュード7.9
【本市の震度】6強
【津波】第一波：10分以内（2〜3ｍ）、最大津波高：10.7m
●訓練対象
藤沢市内のJR東海道線以南の地域（片瀬地区、辻堂地区、鵠沼地区）の住民4万8200世帯11万3500人、海水浴客2万1700人、サーファー2000人
詳細は藤沢市ホームページでご確認いただけます。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bousai/page100079.shtml
●藤沢市防災危機管理室
電話0466-25-1111（内線8504）
