ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会記者発表が実施された

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ANAウインドサーフィンワールドカップ横須賀・三浦大会実行委員会は、2024年11月8日から11月12日までの5日間、津久井浜海岸で今年もワールドカップを開催します。

本大会では、より多くの人に足を運んでいただくために、レース観戦に加えて様々なイベントを行います。

9日土曜日と10日日曜日には、今年からの新たな企画として、在日フランス商工会議所の協力のもと、 フランスグルメや雑貨などのお買い物が楽しめる大人気イベント、ル・マルシェ・ボンジュール・フランスが開催されます。

同じく9日と10日には、北は北海道から南は島根県まで、 日本の各地方のうまいもん、グルメが楽しめる極旨ジャパンの開催予定です。

そして、開催期間を通じて、昨年も大好評だった世界中のグルメがキッチンカーで楽しめるワールドキッチンフェスタが今年も登場いたします。

また今年は大会会場周辺でのイベントがパワーアップ。

プリキュアやヒーローショーなどお子様が楽しめるステージショーの開催や、ダンスや音楽で楽しむ海辺のステージライブが開催。ビーチでは例年好評のウインドサーフィン体験プログラムのほか、今年は子どもたちが津久井浜の風を感じられるイベントとしてビーチ凧揚げをご用意しております。

さらに、SDGsへの関心を持っていただく取り組みとして、リサイクルした再生ポリエステルを素材としたTシャツを作るSDGsTシャツプロジェクトのほか、大会4日目と最終日の2日間、ごみゼロチャレンジデーと題しまして、市内で自主的に活動されている方と共同して、会場で回収するゴミの分別、種類をできるだけ細分化し、 全てのゴミを再資源化できる事業者に引き渡せることを目指します。

これらの取り組みにより、 さらに環境に配慮した大会運営にも挑戦してまいります。

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実行委員会会長 横須賀市長 上地克明氏

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今大会は今年で6回目を迎えるウインドサーフィンの最高峰の大会として、さらに世界が注目するワールドツアーの最終戦となり、11月4日から12日までの5日間にわたり開催いたします。

世界中から一流の選手が集まり、白熱した試合が展開されることを想像すると、大変嬉しく、光栄に思います。

本大会では、ウインドサーフィン競技の観戦だけでなく、より多くの方に会場へ足を運んでいただけるよう、さまざまなイベントもご用意しております。

日本に次いでフランスから参加する選手が多いことに加え、フランスのブレスト市とは姉妹都市の関係にあるため、在日フランス大使館の後援のもと、在日フランス商工会議所とタイアップし、フランスの美食やワイン、おしゃれな雑貨などを販売するマルシェイベントも開催いたします。

さらに、日本各地の特産品が並ぶ地方物産ブースや、これらの特産品と横須賀の地元店舗がコラボして新たに展開したお土産品、そして世界のグルメを提供するキッチンカーも集結し、来場者の皆様に多彩な「食」の魅力をお楽しみいただけます。

このワールドカップに合わせ、世界各国のさまざまなグルメを取り揃えておりますので、皆様のお腹も心も満たす大会になると確信しております。

また、大会会場内では、お子様向けのイベントとして、オリジナルの凧を制作し、会場の海風を使った色とりどりの凧揚げが楽しめるワークショップや音楽ライブ、そして毎年好評の海上観覧船なども予定しております。

本大会がこれまで以上に盛り上がることを目指すとともに、ウインドサーフィンに親しんでいる方も、これからファンになる方も、すべての皆様がワクワクできる大会を運営してまいります。



副会長 ANA社長 井上慎一氏

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本大会は今年で第6回目を迎えます。

ANAからの提案を、横須賀市や三浦市をはじめとする多くの皆様に支えていただき、今ではこのワールドツアーの中でも10万人を超える圧倒的な集客数を誇るビッグレースに成長しました。本大会は、風の力のみで進むウインドサーフィンを通じて、スポーツの魅力を伝えるだけでなく、環境への理解を深めることも大きな目的の一つです。

皆様にとって、この大会が人類の持続可能性と密接に関連する地球規模の環境問題について考えるきっかけとなれば幸いです。

また、大会期間中は昨年に引き続き、不要なTシャツを会場で回収し、化石燃料に頼らずに新たなTシャツとして循環させる「サーキュラーエコノミー」を展開いたします。不要なTシャツをぜひ会場にお持ちいただきたいと思います。

さらに、マルシェイベントも開催され、国際的な大会としての魅力を一層高めてまいります。レースだけでなく、会場全体を楽しめる場にしていきたいと考えています。



副会長 京急電鉄社長 川俣幸宏氏

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会場の最寄り駅は津久井浜駅です。開催期間中には、多くの方々にご利用いただいております。

三浦半島は、都心や羽田空港に非常に近いリゾート地として、三浦市や横須賀市とともに、この地域の賑わいをどのように活性化するか取り組んでいます。

やはり、この地域の最大の魅力は「海」であり、その海を楽しむ「マリンスポーツ」だと思っています。マリンスポーツは非常に重要なコンテンツです。

つい先日も、葉山で恒例の大使館対抗ヨットレースを開催し、8か国の大使館が集まり、とても楽しく賑やかな、そして白熱したレースが繰り広げられました。

こういったスポーツを通じて、今後もさらに三浦半島の魅力を広く伝えていきたいと考えています。



副会長 三浦市長 吉田英男氏

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海は一つに繋がっています。津久井浜海岸と三浦海岸が連携し、共に海を盛り上げていきましょう。横須賀市とともに、ウインドサーフィンワールドカップをさらに盛り上げていきたいと思います。

私たちも地元の皆さんと連携し、心温まるおもてなしを皆様に提供したいと考えております。



実行委員会監事 県政総合センター所長 大場勇人氏

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他の地域にはない三浦半島の魅力を活かして、地域の活性化を戦略的に進めるため、「三浦半島魅力最大化プロジェクト」を策定し、県とこの地域の4市1町が連携して取り組んでいます。

その取り組みの一環として、マリンスポーツの普及を通じて、三浦半島の象徴である「海」に新たな観光客を呼び込むことを目指しています。

今回の大会は、三浦半島の海を活かして地域のブランド力を高め、町の賑わいを創出する好事例であり、県としてもこの大会を支援することで、横須賀市や三浦市と連携し、さらなる地域の活性化に繋げていきたいと考えています。



JWA一般社団法人日本ウインドサーフィン協会会長 川添雄彦氏

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日本ウインドサーフィン協会会長、そして日本電信電話株式会社副社長を務めております川添勝彦です。

今年は、何と言いましてもオリンピックがありました。富澤慎選手が、前人未踏の5大会連続出場という偉業を成し遂げ、夏季大会でその名を刻みました。本当に記憶に残る出来事です。

また、今年4月にチリで開催されたワールドカップのウェーブパフォーマンス競技で、18歳以下の部門において野口颯選手が優勝しました。野口颯選手はU18部門でランキング1位に輝き、目覚ましい活躍を見せています。このような素晴らしい若手選手が今の日本にはいます。

こうした若い選手たちのさらなる活躍を支えるために、NTTが協力している理由があります。それは、スポーツとテクノロジーが非常に深く関係していると考えているからです。

スポーツ競技では、イメージトレーニングを行い、それをシミュレーションして実際の競技に活かすことが非常に重要です。多くの選手がメタバースを活用して、さまざまな訓練を行っています。
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NTTでは、ウインドサーフィン選手が会場で走っている様子をリアルタイムでデータとして取得し、地上でシミュレーターを用いてそのデータをもとに疑似体験することで、どのポイントが重要かを把握し、その重要な部分を繰り返し訓練できる技術を導入しています。

今回の大会でも、多くの方々にウインドサーフィンがどのようなスポーツかを体験していただくために、NTTのブースでその技術をご紹介しています。

この大会を通じて、皆様にウインドサーフィンの魅力や楽しさを知っていただきたいと思っております。ぜひご来場ください。



JWAプロウインドサーファー工藤輝選手

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明治大学の学連出身のプロウィンドサーファー。卒業後は愛媛県の国体選手として3年間活動。
25歳の時にJWAのプロ資格を獲得し、プロへ転向。
昨年は1年間活動拠点をスペインへ移し、世界を転戦。
2023年度JWAワールドツアー年間ランキング24位

私たちが行っている競技は「フォイルスラローム競技」です。簡単に言えば、陸上の短距離走のようなイメージです。スプリント競技で、ウインドサーフィンの中でも最もスピードが出るため、「海上のF1」とも呼ばれる種目です。

競技内容ですが、風は風上から風下へと吹き、選手たちは風上に位置する「スタートライン」に並び、8人でスタートします。そこから第1マークから第4マークまで4回ターンし、フィニッシュの順位を競います。

もちろん、このワールドカップに向けて1年間準備をしてきました。過去に怪我で出場できなかった年もありましたが、今回は日本のワールドカップに5回目の参加となり、今が一番良いコンディションだと感じています。

ただ、それと同時に、簡単なレースではないことも痛感しています。特に、去年1年間ヨーロッパで戦ってきて、その厳しさを実感しました。しかし、しっかりと準備を続けていればチャンスは来ると信じています。その時には全力で挑もうと思っています。

そして、観客の皆さんにも興奮していただけるようなレースができるよう、全力で挑戦したいと思います。



JWAプロウインドサーファー佐伯紗菜選手

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鎌倉に引っ越してきたのをきっかけに、9歳の時にウィンドサーフィンを始める。
16歳でプロ資格を獲得し、 プロウィンドサーファーとなり、現役大学生と選手生活を両立しています。
2023年ANAウィンドサーフィンワールドカップ6位入賞。

今年も日本でANAウィンドサーフィンワールドカップが開催され、その大会に出場できることをとても嬉しく思っています。

今大会では、自分自身のベストを尽くすのはもちろんのこと、毎年多くの方々が会場に足を運んでくださり、またライブ配信を見て応援してくださっているので、そういった皆さんに楽しんでいただけるようなレースを目指して頑張りたいと思います。

昨年のレースは、全体的に風がよく吹いていて、特に自分が得意とする中風や強風でのレースが多かったので、良い成績を出すことができたのだと思っています。

今年のレースでは必ずしも風が吹くとは限らないので、どんなコンディションにも対応できるように練習を重ね、自分の体調管理にも気を配ってきました。




競技の見どころ

工藤輝選手

スタート本部船では、最初に4分前の合図があり、その4分後にスタートラインが設けられます。

スタートの20秒前くらいから、選手たちはスタートに向けて準備を整えます。

そして、スタートから第1マークに入るまでの約1分間が特に重要な時間です。

この間は選手たちがトップスピードで走り、第1マークに向かって8人がほぼ同時に入ってくるため、非常にアグレッシブなレース展開となります。

この瞬間はとてもエキサイティングで、観客にとっても楽しめる部分だと思います。

佐伯紗菜選手

現在行っているスラローム競技は、スタートしてからゴールするまで何が起こるかわからないところが魅力です。そのため、ライブ配信を通じて、観客の皆さんに楽しんでいただければと思います。

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大会では、世界レベルのウインドサーフィンを観戦できるまたとないチャンスです。
会場では、イベントやグルメなど、大人から子供まで楽しめる様々なアトラクションが用意されています。皆様もぜひ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?


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ANAウインドサーフィンワールドカップ

https://windsurfing-wc.jp/

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