【3つの熱帯性じょう乱に注意】
こんにちは。海快晴の気象予報士の竹内です。
台風9号が沖縄の南で発生しました。
台風9号はこのあと一時的に南下し、その後発達しつつ北上する予報となっています。
現時点では29日(火)以降の進路は未確定で、予報円も大きいので不確定要素が多いものの、気象庁のGSMモデルでは31日(木)ころに発達した状態で沖縄付近に接近する可能性も示唆しています。
また、日本の南東海上と南海上にも熱帯性じょう乱があり、南東海上の方は24時間以内に台風になり、あまり発達はせずに28日(月)ころに日本の東海上を北上していく見込みです。
上陸はせずとも、東・北日本の太平洋側では波が高くなることが予想されます。
一方、南海上の方は、発達しつつ9月3日(日)ころに日本列島に接近する恐れがあります。
気象庁、GFS(アメリカ海洋大気庁)、ECMWF(欧州中期予報センター)ともに似たような予報を出しています。
8月末~9月頭にかけては、台風9号を含め、3つの熱帯性じょう乱に注意が必要です。
最新の情報・予報を確認するようお願いいたします。