「カトリック釜石教会」でのボランティア活動レポート by 波伝説ユーザーさま

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“絆Into the future”のボランティア活動で1ヶ月間弊社がお世話になった「カトリック釜石教会」で波伝説のユーザー小玉弥生さんがボランティア活動に行かれました。そのときの活動レポートを掲載させて頂きます。




 波伝説ユーザーの皆さまこんにちは。

 波伝説の絆プロジェクト活動を読み、私も何かお手伝いをしたいと思い、カトリック釜石教会へボランティア活動をしに行ってきました。

 波伝説のサイトで釜石に行くきっかけを作って頂いたので、活動の報告を少しさせて頂きます。

 私は、現地で5/26(木)朝〜5/28(日)の丸3日間の日程で活動してきました。

 木曜、早朝到着後、岩手県釜石市大槌町の吉里吉里郵便局跡地へ赴き(おもむき)、ガレキ片付け・撤去作業を致しました。

 1日目は6人(みんなバラバラに来てる人たちですがチームプレーはバッチリ)で活動。

初日のスタート時の写真
初日のスタート時の写真


 なかなかキレイにならず(かなりな量)、翌日も続行へ。

2日目は7人での作業

作業終了後の写真
作業終了後の写真


 郵便局長にとても感謝され、私たちも嬉しかったです。ジュースまでご馳走になりました。晴天に恵まれたので作業はしやすかったですが、だいぶ暑く(カッパ・マスク等で全身覆うため)、体力が心配でしたが休憩をきちんと取るので大丈夫でした(^-^)

 作業には年配の方もいらっしゃったので、ヘバってられません。かなりな重労働でしたけどね(笑)水分たっぷり含んだ畳運んだり、鉄格子の門運んだり……と。

 3日目は釜石社協というところのボランティアセンターに登録し、仕事を頂きました。

 なんと……

 想定外の炊き出しでした。仮設住宅の引越し手伝いと思っていたら……、9世帯が暮らす集会場に行きました。(釜石市唐丹地区)

 調理補助のつもりで行ったら、完全におまかせ状態にされ、女性3人+送迎だけのつもりで行った男性1人で昼食、夕食を作ってきました。小学校の分校跡地が集会場だったため調理室を利用でき、心配された台風の雨は関係なかったですが、大変でした……。

 集会場の女性も毎日炊事をしているため休みたい……とのことで、派遣された……という訳です。毎日毎日疲れますよね……、大人数の食事を作るのも。

 昼15人、夜20人分の食事です。私たちはオニギリ食べる時間だけで、休憩はほとんどなく、ガレキ撤去作業とまた違ったハードさ。なかなか難易度高かったです。カレー以外でお願いしますと言われ、使える食材の少なさ、限られた食糧でメニューたてるのは(^^ゞ

 ホントに物がないんです。女性が多いと、こういう仕事も当たるんですね(汗)。いい経験の1日でした……。もう何でもできるかもという感じです(笑)

調理した夕食




 釜石での生活は充実感あふれていて、疲れましたが、満たされた感じです。しかしながら、町の破壊した姿、傷ついた被災者の方とも直に接し、支援は続けたいなと改めて思いました。

海の色はキレイな色に戻りつつあります。自然の力を感じます。大槌町の海。

 復興にはまだまだ時間がかかると感じました。

大槌町の町中。自衛隊車両・自衛隊の方の懸命な作業が続いています。

 未曾有の大災害です……。

 広大な被害で、言葉を無くすくらいひどい惨状です。

まだまだ町はこのような状態です

 そんな中、現地の皆さん本当に頑張ってます……。人の力強さを目の当たりにもしましたし、温かさもたくさん感じました。

 協力頂ける方がいるならば、是非とも現地にも足を運んで欲しいです。ベースキャンプも過ごしやすいですし、素晴らしい拠点です。シスターも切り盛りする事務の皆さんも。私もまた時間を作り足を運びたいと思っています!(^-^)

うれしかったので撮影!
うれしかったので撮影!


 東北地方への長い支援、どうぞよろしくお願い致します。

波伝説ユーザー 小玉弥生

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