出典:シマノ
シマノのハイエンド電動リールと言えば、「ビーストマスター」
巻き上げスピード、パワー、耐久性等、どれをとっても、ハイエンドに冠するのに相応しい性能なのは、皆さんもご存じの通り。
そんなビーストマスターシリーズで、主にヒラマサやキハダなどの大物狙いの電動ジギングや、沖イカ、中深場の釣りを攻略するのに最適な「ビーストマスター 2000EJ」が「ビーストマスター 2000」として、新たに登場しました。
ビーストマスター 2000
2019年に登場し、電動ジギングのアクションを自動で行う「EJモード」が搭載され、話題となったのは記憶に新しい。
全モデルと比べてどこが進化したのか、解説していきます。
手巻きに匹敵するテクニカルな演出が可能に
大きく進化したのは、EJモード(マニュアルジャークモード、オートジャークモード)に、「新たなモード」が追加されたこと。
従来のモデルには、電動リーリングジャーク、マニュアルジャークモード、オートジャークモードまでは搭載していましたが、新しく追加されたのが「アドバンスドモード」。
アドバンスドモードは、ジャークの強さをH(High)、M(Middle)、L(Low)の3パターンから選択することで、ジグの動きを意識的にチェンジ可能なモードです。
一定の巻上スピード、巻上時間を選択、停止(フォール)時間を自由に演出することで、これまで以上に手巻きジギングの感覚に近い電動ジギングを展開。
探見丸スクリーン搭載
「ビーストマスター 2000」には、新しく探見丸スクリーンが搭載されました。
水深、海底形状、群れや魚体長(アキュフィッシュ)などの魚の反応、そして仕掛けの軌跡など、探見丸の情報をリールの液晶画面にカラー表示する探見丸スクリーンは最小限の視線移動で、海中の情報をリアルタイムで知ることができます。
竿先を見る、ラインを見る、その視線移動の中に海中の情報が加わることは、モーターやドラグ性能などと同様に、より快適に、より楽しく、釣り人をサポートします。
また、リールに配置されたモニターと釣り人の視点が近いため、視認性がよく画面に詳細に映し出される情報を見逃すこともありません。
これらの情報が攻略の手がかりになり、釣れた、から「釣った」を実感すると、手放せなくなる機能です。
GIGA-MAX MOTOR&強化ギアシステム
ビーストマスターのみに搭載されるGIGA-MAX MOTORは高温時においても強力なパワーを発揮するブラシレスモーター。
その名のとおりブラシがないモーターで、構造上寿命が長いのが特徴。
レーシングカーや新幹線にも採用されパワー、スピード、高耐久に加え、優れたレスポンス性能が特徴。
巻き上げ停止でスプールがピタッと止まるコントロール性の良さは、釣りのあらゆる場面、とくに電動ジギングにおいてラインスラックを生み出し、釣れるジグアクションを演出できます。モーターと並び重要なのが、モーター出力をスプールへ伝えるギアシステム。
ビーストマスター2000では減速ギアをベアリング支持にするなどギアシステムを大幅に強化し、驚異の耐久性を実現。電動ジギングはもちろん落し込み、沖イカなど、タフなシチュエーションに対応します。
「ビーストマスター 2000」
141,000円 (税別)
2022年10月 発売予定
HP
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/electricaccessories/a075f00003oh00wqac.html