写真;秋田県新庄市西目海岸
北日本を中心に日本海側では荒れた状態が続きつつ、台風からのうねりが沖縄などの南西諸島に届いています。
発達した低気圧がオホーツク海~カムチャッカ付近にほぼ停滞し、6日(金)の前半にかけて西高東低の冬型の気圧配置が続きます。
6日(金)にかけて、全国的に強い北~西寄りの風が吹き、日本海側を中心に波の高い状態が続きます。特に北日本では大しけが続く所もあります。
風予想図5日(木)午前9時
風予想図6日(金)午前9時
波高予想図5日(木)午前9時
波高予想図6日(金)午前9時
北日本では大雪・吹雪となっている所があります。この後も十分にご注意ください。
また、台風28号はすでに衰弱し始めているものの、沖縄などの南西諸島にはうねりが届いています。
4日(水)午前6時現在、南シナ海にあり、中心気圧は992hPa、中心付近の最大風速は25m/s、最大瞬間風速は35m/sと急激に衰弱し、西北西に2おkm/hで進んでいます。
この後は、寒気に抑えられて南シナ海を南西に進み、6日(金)には熱帯低気圧に変わっている予想です。
日本付近に直接影響することはありません。ただし、強くはないものの周期の長いうねりが、南西諸島に続いて西日本にも5日(木)にかけて入りそうです。
うねりの周期予想図5日(木)午前9時
うねりの周期予想図6日(金)午前9時
最新の気象庁の台風情報(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)や、「海快晴」の風・波・天気予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。遠くの台風や低気圧からのうねりの予想は、メニュー「沖合の週間予報」の「うねりの周期予想」https://www.umikaisei.jp/weather/windwave/week/undulation.html?mapid=00000000から確認することができます。
文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉