台風28号からの周期の長いうねりが本州付近にも届く可能性があります。
28日(木)正午現在、強い台風28号はフィリピン東海上にあり、中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sと発達し、北西にゆっくりと進んでいます。
この後は、あすの29日(金)にかけては北へと進むものの、その後は南下している寒気に抑えられて北上することはなく西へとゆっくりと進み、12月3日(火)には非常に強い勢力にまで発達している予想になっています。
直接的に日本に影響を与えることはないでしょう。ただし、沖縄などの南西諸島では、先島付近を中心に周期の長い東寄りのうねり(土用波)が12月2日(月)ころから入る可能性があります。また、本州付近でも12月5日(木)ころに南寄りのうねりが届く可能性があります。
うねりの周期予想図12月5日(木)
最新の気象庁の台風情報（http://www.jma.go.jp/jp/typh/）や、「海快晴」の風・波・天気予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。遠くの台風や低気圧からのうねりの予想は、メニュー「沖合の週間予報」の「うねりの周期予想」https://www.umikaisei.jp/weather/windwave/week/undulation.html?mapid=00000000から確認することができます。
文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉
