小型船舶乗船者にライフジャケットの着用が義務化へ

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2月1日、国土交通省より、原則としてすべての小型船舶乗船者にライフジャケットの着用を義務化するとの公布がなされました。なお、施行は平成30年2月1日で、違反点の付与は平成34年2月1日から開始とのことです。

http://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji06_hh_000139.html

(財)日本海洋レジャー安全振興協会の調べによると、平成20年におけるマリンレジャーの事故は、釣り中の事故が大幅に増加しており、ここ10年間では最大だったとのことです。※マリンレジャーは遊泳中、釣り中、サーフィン中、ボードセーリング中、スキューバダイビング中、その他で分類し比較。

つぎに海上保安庁調べ(平成27年)による海釣りに関する事故の内容では、「海中転落」が最も多く、次に「帰還不能」と、この2つを合わせると全体の92%を占めています。

海釣りポイントとなる防波堤や磯などは、海藻に覆われたり、波しぶきで濡れたりして滑りやすくなっています。また突然の大波に足元をすくわれて海中に転落する恐れもあります。

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これは初心者だけでなく、逆にベテランだと「慣れ」ているからと思わず気を許してしまったときに事故が発生することも考えられます。

海釣りを安全に楽しむために、ライフジャケットの着用のほか、携帯電話を防水パックに入れて携行する、また単独行動を避け、仲間と一緒に行動するなど、海上保安庁では呼びかけています。

国土交通省ホームページ
http://www.mlit.go.jp/index.html

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