海快晴の姉妹サイト・アプリの「波伝説」内で掲載された弊社スタッフ執筆による釣行記事をご紹介します!
釣りビギナーの弊社スタッフがルアーで太刀魚釣りした際の心情や苦労がわかる内容となっておりますので、是非ご覧ください!
11月といえば晩秋。
晩秋といえば魚がよく釣れる時期です。
水温が低くなると魚の活性も低くなり、釣りづらくなるので、まだ水温が下がりきっていないこの季節はチャンスなのです。
そんなわけで、40歳間近の私の心に火をつけたのは釣りでした。
ところが、まだビギナーということもあって、釣り場に行くたびにボウズ(魚が1匹も釣れなかったこと)が続いていました。
あまり大きい魚を釣ったことがなかったので、ルアーを主に使い、小魚を食べる中型くらいの魚を狙っていましたが、ルアーの釣りはビギナーには難しいです。
しかし、本格的な冬になる前に経験を積んでおかないと、自分のやり方が正しいのかが分からずにしばらく過ごすことになってしまいますので、必死で家の近くの地磯に通い詰めました。
釣り場に通っているうちに、その場所では太刀魚が釣れることが多かったので、途中からは太刀魚狙いになりました。
太刀魚釣りのことを調べていると、マズメと呼ばれる早朝や夕方、夜の暗い時に釣れることが分かりましたので、その時間帯を中心に釣りに行くようになりました。
太刀魚釣りではケミホタルという釣り用のライトを付けます。
太刀魚は光に反応するので、ケミホタルを付けて一投目から釣れ始める方もいるほどでした。
私は最初それを知らずに釣りをしていたのですが、太刀魚を釣っている方に聞いたら、ケミホタルを付けたら簡単に釣れるよと言われたので、期待が高まりました。
しかし、周囲の方々が釣れていても私は釣れない日が続きました。
夜の9時から朝の9時まで釣りほうけていたこともあったのですが、その日は当たりもほとんどなく、釣果はなし。
絶望に近い感情を味わった時もありました。
そんな中、周囲を観察していると、リールを巻く速度が低速なことが分かりました。
私は色々なやり方を試していたのですが、低速は食わないという思い込みがあったせいか、ほとんど試していませんでした。
ケミホタルを見ていると、ルアーをどれくらいの速さで動かしているか分かりやすいので、周囲と合わせるような速度でしばらくやっていると、突然、ゴンっと重くなる瞬間が訪れました。
太刀魚は細長いので引きはそこまでないのかと思っていたら、結構ファイトするので、リールを巻くのに手こずりましたが、無事釣ることができました。
そこからはもう1匹釣り、別の日にも1匹釣れたので、合計3匹をゲットすることができました。
捌き方をYouTubeで勉強し、刺身丼にして食べると、しっかりとした歯ごたえのある身で、何日も釣れない日があった分もあってか、非常に美味しかったです。
苦労しましたが、釣り方は少し分かったので、また狙ってみようと思います。