【第3弾】被災地からの絆レポート1 by S.K

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 4月18日(月)、僕S.Kが千葉から、Chan-Uは伊豆から、そして湘南からCuriという3名で、湘南を朝5時に出発。途中渋滞等にハマりながらも、東北道を抜けて水沢で下り、陸前高田を経由しながら浪板海岸まで走り、僕らの目的地である釜石に着いたのは午後7時ころだった。

陸前高田の手前
陸前高田の手前


 きょうは移動日となったが、津波の被害を目の当たりにし、もう1カ月以上も経つとは思えない惨状にただただ絶句した……。

 被害状況はすでにご存じの方が多いだろうが、被害のある所とない所の違いがあまりにも強く、とくに海抜に近い湾状のエリアは壊滅した状態が延々に続いた。美しいリアス式の三陸海岸のほとんどが、奥深くまでえぐられ、目を覆いたくなるような悲しい現実が拡がり続けた。

[陸前高田 海]

 今回の僕らの目的は、ボランティア活動。ボランティアと一言にいっても、色々な意味合いがあるし、感じ方も人それぞれでしょう。




 今夜、僕らは釜石にある教会でお世話になり、他から集まる30〜40人のボランティアの方々と夕食後のミーティングに参加させて頂き、さまざまなお話も聞かせて頂き、これから寝袋で就寝する。

浪板海岸1
浪板海岸1


浪板海岸2

 あすから非力なりに何らかのお手伝いをさせて頂きますが、ここに集まる人たちは、各地方からの大学生、東京や埼玉から会社を有給で来ている人、大阪から来ている人、新潟から長期にわたり来ている夫婦、定年後の嘱託の夫婦、もちろん温度差はあるし、経験値もみな違うものの、微力ながら何かができないかという思いで集まっているのが印象深い。

 まだ何もやれていない僕ら3人はあす炊き出しのお手伝いをすることになったが、がれき撤去や物資受け渡しやその他もろもろ、非常に沢山あるらしい。

 また、簡単な報告をさせて頂きますので、きょうはこの辺で失礼いたします。

S.K

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