「東北地方太平洋沖地震」による地盤の沈下に伴う大潮の時期における浸水や冠水のおそれの高まりについて

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震により、東北地方から関東地方北部にかけての太平洋沿岸では地盤が大きく沈下したため、特に満潮時の潮位が高くなる大潮の時期には、浸水や冠水に注意が必要です。

国土地理院によると、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、東北地方から関東地方北部にかけての太平洋沿岸の広い範囲で地盤が大きく沈下しました。このため、当該地域では、海岸や河口付近の低地で、満潮前後の時間帯を中心に浸水や冠水のおそれが地震前より高まっており、注意が必要です。特に、大潮の時期には一層の注意が必要です。大潮の時期に低気圧の通過等があった場合は、さらに潮位が上昇する可能性があります。今後、地盤沈下の大きな地域に対しては高潮注意報で注意を呼びかけます。潮位情報と合わせて十分留意してください。

今後(平成23年4月まで)の大潮により注意を要する期間
○3月18日〜26日
○4月1日〜11日
○4月16日〜24日

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