2011年2月13日(日)に開催される伊豆海洋自然塾(静岡県下田市)の公開気象講座に、(株)サーフレジェンド代表・加藤と、小川予報士が講演する。
■加藤からひと言
今回の気象公開講座においては、津波について(株)サーフレジェンド代表の加藤が、海洋気象については同社気象予報士の小川が講演します。私が担当する津波について、もう一度、津波が風浪とはまったく原理が違うために水の塊で押し寄せる恐怖をお見せします。港湾空港技術研究所にご協力頂いた、造波プールでの人体実験映像をお見せしながら、もしも津波注意報・警報が発令されたら、海に精通している者こそが率先して避難誘導にあたるきっかけとなれば幸いです。30名の定員ですが、皆さまのご参加を心からお待ちしています。

スマトラ大津波に襲われるヨットと海水浴客
■日時
2011年2月13日(日)8:30受付
■会場
筑波大下田臨海実験センター
静岡県下田市5-10-1
■定員
30名程度(定員に達し次第締め切ります)
*定員に達しない場合は当日受付可
■参加費
100円
■申し込み
道の駅 開国下田みなと
0558-25-3500
■主催
伊豆海洋自然塾
■問い合わせ先
加藤 090-1408-4099
*この公開講座は筑波大学の「伊豆海洋自然塾ボトムアップリーダー養成プロジェクト」の支援でおこなっています。
【講義の詳細】
午前9時〜午前10時30分
テーマ「気象予報士が教える海況予報」
気象予報士 小川和幸
●海の様子を観察する
1.風速と風向
2.波のサイズ
3.波やウネリの間隔(周期)
4.波の崩れ方
5.面の状況
6.潮の流れ(カレント等)
7.今後の予想(あらかじめ見ておく)
・天気図、天気予報、雷
・潮(満潮、干潮時間、干満の差)
・WaveHunterTools
●地球の誕生→生命の誕生→海は生命の源→水の惑星→地球は人間のからだと同じ→海を知ることは地球をしること→まずは現状を知ろう
●どうして風は吹くのか?
●波はどこからくるのか?
●天気図の流れを読む
●天気図の見方
●天気図以外での風や波の読み方
●海への感謝
午前10時40分〜午前12時00分
『津波の危険性を再検証する-なぜ即避難なのか-』
株式会社サーフレジェンド代表取締役 加藤道夫
特定非営利活動法人 神奈川県ライフセービング連盟理事長
●津波の危険性を再検証する-なぜ即避難なのか
●自然体験指導員や経営者、漁業関係者ら海に強く関わる方のための最新システム
*京都大学防災総合研究所との産学連携で開発した自然災害の予知や海難事故防止、また海上風力発電実験や海難事故発生後の事故究明などにも貢献している「独自の気象解析プログラム」を紹介。
正午〜12時10分
総合的な質疑応答
■伊豆海洋自然塾 ホームページ
http://blogs.yahoo.co.jp/shimoda_kaiyoujuku