2012国際セーリング連盟ワールドカップ 第3戦「プリンセスソフィアカップ」結果!!

 スペイン・マヨルカ島パルマでおこなわれていた国際セーリング連盟・ワールドカップ第3戦「プリンセスソフィアカップ」は7日、全種目の決勝最終レース(メダルレース:決勝ラウンド上位10チームのみ出場)がおこなわれ、日本から出場しメダルレースに進出した女子470級 近藤愛・田畑和歌子組(アビームコンサルタント)が2位に入り、総合2位を確定、昨年大会に続く銀メダルを獲得しました。

 近藤・田畑組は現在世界ランキング2位にあり、昨年のプレ五輪優勝、続く世界選手権6位入賞を果たしロンドン五輪日本代表を内定しています。欧州遠征の初戦となる今大会では決勝最終日に総合首位に躍進、優勝が期待されましたが、メダルレースで前日まで総合2位にいたイタリア艇にわずかな差で2位。総合得点でタイとなりましたがメダルレースの順位が優先されるルールにより優勝をイタリアに譲る同点2位となったものです。3位はドイツ艇でした。

 近藤・田畑組の実力は名実ともに世界トップレベルにあり、ロンドン五輪セーリング種目でのメダル獲得に一番近いと目されている同組の面目躍如の活躍と言えます。

 同じく、男子470級メダルレースに進出した世界ランク15位の原田龍之介・吉田雄悟組(アビームコンサルティング)は健闘よく3位に入り、決勝ラウンド順位10位からジャンプアップの総合7位に入賞しました。優勝はオーストラリア、2位イスラエル、3位フランスでした。原田組と五輪日本代表の座を争っている世界ランク17位の松永鉄也・今村公彦組(スリーボンド)は大会序盤総合上位をキープしていましたが後半に調子を崩し、決勝ラウンド総合14位に終わりメダルレースに進出できませんでした。前田弘樹・野呂英輔組(エス・ピー・ネットワーク)は総合36位に終わりました。

 他種目では49er(フォーティーナイナー)級の牧野幸雄・高橋賢次組(関東自動車工業)が中盤までメダルレース進出位置をキープしていましたが終盤に崩れ総合17位。レーザー級ホールイアン(福岡ヨットクラブ)は112位でした。

◆大会公式サイト◆

http://www.trofeoprincesasofia.org/portada.php

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