念のため、航行時は軽石にご注意ください

七里 軽石 (1)

小笠原諸島西側に位置する海底火山『福徳岡ノ場』の8月の噴火によって発生した大量の軽石が沖縄県各地に漂着し、漁港を埋め尽くして漁船が出れなくなったり、巡視船の冷却装置に軽石が詰まって航行不能になったり、生態系にも影響を与えつつあり、養殖いけすの中の魚の内臓に軽石が溜まって大量に死んだり、甚大な被害が報告されています。

沖縄タイムズ 

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/852803

私事で恐縮ですが、今朝鎌倉七里ガ浜でサーフィンした後に砂浜を歩いていたら、見慣れない軽石を発見しました。
日ごろ1~2cmの軽石はビーチクリーンなどで見慣れていますが、10cmを超える軽石はほとんど記憶が無く、もしかしたら沖縄に漂着している軽石の一部が流れ着いてきたのかもしれません。

七里 軽石2
まだ、七里ガ浜に漂着している軽石の量はごくわずかですが、今後南風が強まったり、黒潮の蛇行などで太平洋沿岸に大量に軽石が漂着するかもしれませんので今後は海面を注意する必要があります。

軽石は海上を帯状となって大量に漂流しているらしいので、船舶などは海上保安部や気象庁の軽石情報と共に、航行する際には今まで以上に海面の様子を警戒されてください。
(文責;加藤道夫)

2021.10.29七里ガ浜軽石

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