気象庁発表の東北地方太平洋沖地震の最新情報

○地震の概要
 きのうの3月19日午後6時時56分ころに茨城県北部で強い揺れがありました。速報値でマグニチュードは6.1、深さは約20kmです。今回の地震は、「東北地方太平洋沖地震」の余震と考えられます。
 茨城県日立市(ヒタチシ)で震度5強、茨城県常陸太田市(ヒタチオオタシ)、高萩市(タカハギシ)、笠間市(カサマシ)、ひたちなか市(ヒタチナカシ)など10市町で震度5弱を観測したほか、関東地方を中心に、東北地方から近畿地方の一部にかけて震度4〜1を観測しました。
○余震活動の状況
 この地震は東北地方太平洋沖地震の余震と考えられます。これまで、震度5強以上を観測した余震はこの地震を含めて4回発生しています。強い揺れを伴う多数の余震が観測されています。しばらくはこのような余震活動が続くと考えられます。
○防災上の留意事項
 この地震による津波の心配はありません。東北地方太平洋沖地震により揺れの強かった地域では、土砂災害や家屋の倒壊などの危険性が高まっていますので、引き続き余震による強い揺れに警戒してください。余震の揺れによって二次災害のおそれがありますので、十分に安全を確認して行動するよう心がけてください。

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