接近する低気圧と台風28号について(12月1日)

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二つの低気圧が接近し、次第に天気を崩して風・波が強まります。また、台風28号からのうねりが沖縄・奄美や西日本に届く可能性があります。

前線を伴った二つの低気圧が接近中。このため、きょう12月1日(日)は北・西日本で次第に雨や雪となるでしょう。さらにあすの2日(月)には、後半にかけて西高東低の冬型の気圧配置となる見込み。北・南寄りの風・波が広い範囲で強まりそうです。
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風2日午前9時
風予想図2日(月)午前9時

また、1日(日)午前3時現在、強い台風28号はフィリピン東海上にあり、中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は60m/sで、西に20km/hで進んでいます。

この後も南下している寒気に抑えられて北上することはなくて西へと進み、きょうのうちには非常に強い勢力にまで発達し、5日(木)に南シナ海に進み、6日(金)に熱帯的低気圧へと衰弱する予想になっています。
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直接的に日本に影響を与えることはないでしょう。ただし、沖縄などの南西諸島では、先島付近を中心に周期の長い東寄りのうねり(土用波)が12月2日(月)ころから入る可能性があります。また、西日本でも12月4日(水)ころに南寄りのうねりが届く可能性があります。
うねりの周期予想4日午前9時
うねりの周期予想図4日(水)午前9時
うねりの周期予想5日午前9時
うねりの周期予想図5日(木)午前9時

最新の気象庁の台風情報(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)や、「海快晴」の風・波・天気予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。遠くの台風や低気圧からのうねりの予想は、メニュー「沖合の週間予報」の「うねりの周期予想」https://www.umikaisei.jp/weather/windwave/week/undulation.html?mapid=00000000から確認することができます。

文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉

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