暖冬となりそうです(令和1年12月~令和2年2月の天候の見通し)

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気象庁より、令和1年12月~令和2年2月の天候の見通しが発表されました。

一言で表すと「暖冬」となりそうです。

この冬は、寒気の南下が弱く、西高東低の冬型の気圧配置が長続きしづらい傾向となる模様。このため、全国的に気温は平年並か高くなる予想となっています。

また、冬型の気圧配置が長続きしないということで、日本海側の降雪・降水量は平年並か少ない見込みです。
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一方、太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い予想となっています。

海では、冬型の気圧配置が長続きしないということは、日本海側では波の高い日が平年並か少なくなることが考察されます。太平洋側は、平年と同じ傾向となりそうです。

この暖冬の原因は、地球全体で気温が高いのと、上空の偏西風が日本付近で北へと蛇行しているためです。また、アリューシャン低気圧が日本付近に影響しづらい予想となっています。

なお、暖冬の予想とはなっていますが、発達した低気圧などによる荒天がないわけではありません。沖合の週間予報では一週間先までの天気・風・波の予報が確認できます。https://www.umikaisei.jp/weather/windwave/week/index.html?mapid=00000000

海快晴を上手に利用して、安全に海や陸でお過ごしください。

文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉

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