発達する低気圧と台風26号について(11月18日)

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西高東低の冬型の気圧配置はいったん緩んでいますが、きょう18日(月)の夜以降に再び強まる予想です。あす19日(火)以降にかけて北日本では荒れ模様となりそうです。

日本海の低気圧が発達しながらサハリン付近に向けて進みます。また、上空5500m付近で-36℃を下回る真冬並の寒気が北海道付近にまで南下します。今日18日(月)の夜には再び冬型の気圧配置に戻り、21日(木)ころにかけて続く見込みです。

この低気圧への吹き込みにより、きょう18日(月)は広い範囲で南西~南寄りの風・波が強まります。
風18日午後9時
風予想図18日(月)午後9時
波高18日午後9時
波高予想図18日(月)午後9時
そして、きょう18日(月)の夜以降は、次第に北~西寄りの風・波が強まり北日本を中心に21日(木)ころまで続きます。波高が5m前後となってしける海域もあるでしょう。
風19日午前9時
風予想図19日(火)午前9時
風20日午前9時
風予想図20日(水)午前9時
波高19日午前9時
波高予想図19日(火)午前9時
波20日午前9時
波高予想図20日(水)午前9時

また、北日本では大雪・猛吹雪となる所もありそうです。

「海快晴」の風・波・天気予報を確認し、事故のないようにお心がけください。

一方、南海上には、台風25号は熱帯低気圧に変わりましたが、台風26号があります。

18日(月)午前6時現在、フィリピン東海上にあり、中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は20m/h、最大瞬間風速は30m/sで、北西に10km/hで進んでいます。今後は、寒気などに抑えられて北上することはなく、西南西へと進む予想。日本に影響を与えることはなさそうです。
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文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉

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