台風23号からのうねり(土用波)が届いています。
7日(木)午前6時現在、非常に強い台風23号は、日本のはるか南東海上の南鳥島近海にあり、中心気圧は930hPa、中心付近の最大風速は50m/s、最大瞬間風速は70m/sとやや衰弱し、北に15km/hで進んでいます。
今後は、進路を北東寄りに変えて速度を上げながら徐々に衰弱し、10日(日)未明には日本のはるか東海上で温帯低気圧に変わっている予想となっています。
また、台風24号は、南シナ海にあり、中心気圧は992hPa、中心付近の最大風速は23m/s、最大瞬間風速35m/sで、東南東にゆっくりと進んでいます。
この後は、発達しながら8日(金)にかけてはほぼ停滞し、9日(土)以降はベトナム付近に向けて西進し、12日(火)未明にはカンボジア付近で熱帯低気圧に変わっている予想です。
二つの台風はともに日本付近に接近することはなく、大雨や強風などの心配はありません。
ただし、台風23号による周期の長いうねり(土用波)がきのうの6日(水)から太平洋側に入り始めており、きょうの7日(木)・あすの8日(金)と続きそうです。
うねりの周期予想図7日(木)午後9時
うねりの周期予想図8日(金)午前9時
うねりの周期予想図8日(金)午前9時
波高予想図7日(木)午後9時
波高予想図8日(金)午前9時
波高予想図8日(金)午後9時
湾内では比較的に穏やかですが、外海ではやや荒れた状態が続く所もありそうです。ご留意ください。
最新の気象庁の台風情報(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)や、「海快晴」の風・波予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。
文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉