大地震被災地パダンの「スマトラサファリ」AKIさんらの無事を確認!!

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世界中のサーファー憧れの地、メンタワイ諸島。

2009年9月30日(水)午後、インドネシア西部スマトラ島沖を震源とするマグニチュード(M)7.6の地震が発生し、スマトラ島中部の都市パダンなどでは、ホテル、学校、商店、住居など数多くの建物が崩壊しました。1000人を超す死者・行方不明者となる見込みで、インドネシア保険相の話では4000人近くに上る可能性もあるそうです。

現在、日本から派遣された国際緊急援助隊などが、困難な状況下で懸命な救助活動を展開しています。

パダンは、メンタワイへのボートトリップの最大の拠点となっている港町です。昨年、弊社創業15周年を記念してシューティングされたDVD『BALI&MENTAWAいいね! インドネシア』の撮影で大変お世話になった、現地でボートトリップを運営する「スマトラサファリ」に勤める日本人のAKIさん、U君、ケイコさんやスタッフの方々は果たして無事であろうか?

地震発生後に彼らにメールを入れてみましたが、被災直後のためか当然に誰からも返事はなく、ニュースではパダン在住の日本人男女3人の安否が分からないと告げていました。きっと彼らのことであろうと、不安の日々を送っていましたが、10月4日(日)午後3時、ようやく現地のAKIさんから次のとおり全員無事のメールと写真が届きました。良くぞ皆さん生きていた! ホッとしたのも束の間、ニュース報道で見る現地パダンの悲惨な街の様子と変わらず、メールに添付されていた写真は、彼らが拠点としていたオフィスが粉々に倒壊している惨状を写し出していました。



Sunday, October 04, 2009 3:35 PM

Sumatran Surfariisのメンバーは全員無事ですがオフィスがつぶれました。

今のところ電話、電気、水道などが止まった状態なので連絡なども取れないですが

とりあえず大丈夫です。インターネット環境も不安定です。

また落ち着いたら連絡します。

aki

倒壊した現地でボートトリップを運営する「スマトラサファリ」のオフィス
倒壊した現地でボートトリップを運営する「スマトラサファリ」のオフィス
倒壊した建物の中から、何とか無事であったサーフボードを運び出すスタッフの姿がとても痛々しいです。メールでは詳しく書かれていませんが、あの倒壊現場で良くぞ大きなケガもなく、3人ともに無事であったとつくづく思います。しかし、オフィスや住まいのすべてを失った彼らの本当の戦いはこれからです。そのことを思うと余りの困難な状況に言葉も出ません……。

倒壊した建物の中から、何とか無事であったサーフボードを運び出すスタッフ


 
倒壊した建物の中から、何とか無事であったサーフボードを運び出すスタッフ
今後「海快晴」としてどうするべきか、現時点では未定ですが、日本の関係者と連絡を取りながら、できる限りの支援体制を整えたいと考えています。決まり次第お知らせしますので、その際は皆さまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

文責:(株)サーフレジェンド 代表取締役 加藤

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