Photo:「BLUE FLAG」 FEE JAPANサイトより
鎌倉市由比ガ浜と福井県高浜町の若狭和田の各海水浴場が、国際的な海水浴場の環境認証である『BLUE FLAG』を申請していましたが、14日FEE※国際審査委員会において、見事承認されました。
世界で50か国4000か所の海水浴場で認証されていますが、アジアでは初の快挙です。
2020年の東京オリンピックは真夏に開催されますので、世界中から来日される観光客の中には『BLUE FLAG』認証ビーチを選ぶ可能性があり、観光政策を推進する政府の方針に弾みをつける形になりそうです。
今後、日本国内で認証ビーチが増えて、水質の改善はもとより、環境マネージメント、環境教育が普及発展することを願ってやみません。
サーファーをはじめマリンスポーツ愛好者には直接関係ないように思われがちですが、水質の改善は魚介類の生息にも貢献するばかりか、夏の海水浴期間中だけでは達成できないので、年間を通した水質改善が求められる施策が強化されるので、少なからず好影響につながると思われます。
サーファーらによる環境NGOのサーフライダーファンデーションジャパン(SFJ)も、今後水質改善を中心に活動していく予定なので、これを機会に日本沿岸の水質を含む環境改善に弾みがつくと良いですね。(文責 ☆加藤)
FEE JAPAN
http://www.feejapan.org/
※FEEとは、環境教育プログラムを通じて持続可能な発展を目指す国際団体で、世界最大規模の環境NPO／NGOのひとつです。
FEE Japanは、FEE国際本部より承認を受け、FEEの環境教育プログラムを日本国内において実施しております。
現在は、エコスクール、LEAF、ブルーフラッグ、グリーンキーの4つのプログラムを実施しております。
