津波知らせるオレンジの旗、海の新ルールが鎌倉から全国へ/神奈川

 鎌倉のマリンスポーツや漁業の関係者らが登録している鎌倉マリンスポーツ連盟では、今後津波警報が発令された際には、海上にいるウィンドサーフィン、サーフィン、SUPなどの愛好者への伝達手段として、沿岸沿いの建物などにオレンジ旗を掲揚することを決めました。

 先の東北太平洋沖地震による津波警報発令時に、鎌倉では沖にいて防災無線が聞こえず、多くのマリンスポーツ愛好者らが避難できなかったことが大きな問題になりました。

 そこでアナログながら、旗は停電時でも掲げられ(実際には高い建物に旗を垂らすイメージ)、オレンジ色の旗はかなり沖から視認でき、そのうえ安価に対応できるため、早急な対応に結びつきました。

(神奈川新聞記事参照:http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105200016/)

 実際に、5月22日(日)の鎌倉での津波訓練では、その効果が実証できたそうです。

 今後は、神奈川県下のみならず、全国に広がることが期待されます。

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