台風23号最新情報(11月5日)

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台風23号は非常に強い勢力にまで発達する予想です。

5日(火)午前3時現在、日本のはるか南東海上の南鳥島近海にあり、中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/s、最大瞬間風速は60m/sと強い勢力にまで発達し、北西に15㎞/hで進んでいます。

今後は、非常に強い勢力にまで発達し、6日(水)にかけては西北西に進み、7日(木)以降は北東寄りに進路を変えて、9日(土)には日本のはるか東南東海上のウェーク島付近に進み、10日(日)には日本のはるか東海上で温帯低気圧に変わっている予想となっています。

日本付近に接近することはなく、大雨などの心配はありません。ただし、あすの6日(水)からは太平洋側の広い範囲で周期の長いうねり(土用波)が入り始め、7日(木)以降にかけて続きそうです。
うねり6日午前9時
うねりの周期予想図6日(水)午前9時
うねり7日午前9時
うねりの周期予想図7日(木)午前9時
波高6日午前9時
波高予想図6日(水)午前9時
波高7日午前9時
波高予想図7日(木)午前9時

また、6日(水)は、上空の寒気が南下し、北日本では西高東低の冬型の気圧配置になって北西寄りの風・波が強まる予想になっています。
風6日午前9時
風予想図6日(水)午前9時
風7日午前9時
風予想図7日(木)午前9時

なお、南シナ海の熱帯低気圧も台風へと発達する予想ですが、日本付近に影響を与えることはなさそうです。

最新の気象庁の台風情報(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)や、「海快晴」の風・波予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。

文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉

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