宮城・荒浜 残間氏より「現地からのレポート2」

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 宮城・荒浜ポイントの波情報をいただいている、リアルサーフの残間さんよりレポートが届きました。



 震災当日の様子や現在の復興の様子など、レポートが届き次第、順次掲載させていただきます。





 あの忌まわしい、いまだに信じがたい史上空前の大惨事から、比較的地震被害も少なく、大津波を受けなかった内陸部の自宅周辺や住宅街では、メチャクチャだったインフラも徐々に復旧し始め、自宅でタダ過ごし、何もしてない自分に歯がゆさを感じ始め、「今、私にできることは」と考えた時、楽しい思い出や、サーフィンを楽しませてくれた荒浜(亘理町)に恩返しをと思い、3月下旬より亘理ボランティアセンターで活動するようになりました。



 ボランティアでまず驚いたのが、亘理町のボラセン(ボランティアセンター)に全国各地から老若男女、そして春休み中の地元中・高校生までもが沢山集まり活動していたことでした。(5月の連休中には最高800人も集まりました!)



 そしてボランティアには専門知識を持った医療活動から、肉体労働的なガレキや泥かき等まで、ありとあらゆるニーズが被災者・被災地からありますが、私たちのボランティアは、生活の再建をお手伝いする家周りの仕事が中心です。



床下のガレキ、ヘドロ除去


 5人〜10人程のチームを作り(知らない人同士や仲間同士色々です)その中でリーダーを決め、マッチングでボラセンから頂いた情報を元に、資材を揃えて、依頼者の敷地内に流れ込んだガレキや溜まったヘドロの除去、家の中の家具の移動、汚水に浸かった壁や床板をはがしての床下にもぐってヘドロの除去等を行い、早く元の家の状態に戻すためのお手伝いをしており、私がボランティアをしていると聞きつけ一緒に活動してくれたチーム員や、関東方面からわざわざお手伝いに来ていただいたメーカーさんに大変感謝しております。



 刻々と復旧し始めてる市街地に比べ、5月中旬を過ぎても海の方は相変わらず手付かずのままです。


【手付かずの海岸付近1】
【手付かずの海岸付近1】



【手付かずの海岸付近2】


宮城県・荒浜

リアルサーフ 残間

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