【第3弾】被災地からの絆レポート3 by Culi

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 4月20日(水)、昨晩からきょうの午前中まで雨がやまなかったので、ガレキ作業は中止。

 本日の作業は、警察署の隣にある500台は置ける大きな駐車場で、流された車を探しにくる方に車の場所を見つけて教えることです。警察所の大半は津波の被害にあってしまい、風通しの良さは飛行場の滑走路なみ。常に自分の隣には北風小僧の寒太郎からのラブコール。寒けりゃ走ればいいんじゃね?ってなことで3人でランニングをしながら身体を温めて探しに来る方たちを待つことに。

ダメージを受けた警察署での即席受付
ダメージを受けた警察署での即席受付
サーフレジェンドスタッフ:Culi・S.K・chan-U


 午後から徐々に晴れてきて探しに来る人がちらほら来てくれるようになり、5組中2組の方の車を見つけることができました。オーナーは後ろの荷物は大丈夫そうだから次回鍵をもって引き取りに来ますと言って帰っていきました。車の状態は悪いものの、久々の相棒を目の前にしたかのように何となく嬉しそうだったので少しほっとしました。

警察署駐車場
警察署駐車場


 話は変わり復旧活動でお世話になり泊らせてもらっている教会の雰囲気はどんな感じかと言うと、久々に思いだしてしまうバックパッカー的な雰囲気。ギターをもくもくと弾く海外の人間や色々と将来に悩みを持った若い大学生などの会話。普段は全然違う生活をしている人間だけども、この町を復旧させたいと強くみんなが同じことを思っていて年齢や人種なんざ何も関係なく気持ちが一つで居心地が良く、気持ちの良いちょっと昔のフラッシュバックを味わっています。

バックパッカーみたいな写真

 さて、あしたは天気が良いのでガレキ作業。本当はふんどしを締めて行きたいくらいの気持ちだけど、祭りの時以外は締めないので今回は気持ちだけで。

それではおやすみなさい。

Culi

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