冬型の気圧配置と台風28号について

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発達した低気圧がオホーツク海にあり、6日(金)にかけて西高東低の冬型の気圧配置が続きます。
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全国的に強い北~西寄りの風が吹き、日本海側を中心に波の高い状態が続きます。特に北日本では大しけが続く所もあります。
風4日午前9時
風予想図4日(水)午前9時
風5日午前9時
風予想図5日(木)午前9時
波高4日午前9時
波高予想図4日(水)午前9時

波高5日午前9時
波高予想図5日(木)午前9時
北日本では大雪・吹雪となる所もあるので、十分にご注意ください。

また、台風28号は非常に強い勢力にまで発達しています。3日(火)午前6時現在、中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/s、最大瞬間風速は65m/sで、西に25km/hで進んでいます。
このまま、寒気に抑えられて北上することはなく、南シナ海へと進み、7日(土)に熱帯低気圧に変わっている予想です。
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日本付近に直接影響することはなさそうですが、周期の長いうねりが、4日(水)ころから西日本の太平洋側、沖縄・奄美、東シナ海に入りそうです。
うねりの周期4日午前9時
うねりの周期予想図4日(水)午前9時
うねりの周期5日午前9時
うねりの周期予想図5日(木)午前9時

最新の気象庁の台風情報(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)や、「海快晴」の風・波・天気予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。遠くの台風や低気圧からのうねりの予想は、メニュー「沖合の週間予報」の「うねりの周期予想」https://www.umikaisei.jp/weather/windwave/week/undulation.html?mapid=00000000から確認することができます。

文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉

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