冬型の気圧配置と台風26号について(11月19日)

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あさっての21日(木)にかけて西高東低の冬型の気圧配置が続きます。

発達した低気圧がサハリン付近にあり、上空5500m付近では-40℃近くの寒気がゆっくりと南下しています。北日本を中心に西高東低の冬型の気圧配置となっており、北海道襟裳岬では最大瞬間で24.7m/sの風が吹いています。また、北海道幌加内では1日で26cmの雪が降っています。

この冬型の気圧配置ですが、きょうの19日(火)をピークとしてあさって21日(木)ころまで続く予想です。
波高20日午前9時

北日本の日本海側を中心に広い範囲で北西~北~北東寄りの風・波の強い状態が続きます。
風19日午後9時
風19日午後9時風予想図19日(火)午後9時
風20日午前9時風予想図20日(水)午前9時
風21日午前9時風予想図21日(木)午前9時
波高19日午後9時波高予想図19日(火)午後9時
波高20日午前9時波高予想図20日(水)午前9時
波高21日午前9時波高予想図21日(木)午前9時
北日本では大雪・吹雪が続く所もあるでしょう。船舶の航行を含めて、十分にご注意ください。各地点の詳しい予想は、「海快晴」の風・波・天気予報で確認してください。

なお、フィリピン東海上に台風26号がありますが、寒気に抑えられて北上することはなく、21日(木)には熱帯低気圧に変わる予想です。日本付近に影響を与えることないでしょう。

文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉

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