2/17(金)全国的に強風に注意してください

【実況天気図】きょう17日午前6時

きょう2月17日(金)は、発達中の低気圧がサハリン付近を進み、日本海にのびる寒冷前線が本州付近に近づいているため、日本列島は南寄りの風が強まる予想です。
各地とも、強風と高波に注意して下さい。

このため、きのう16日(木)は九州北部で春一番を観測しましたが、
きょう17日(金)は北陸と関東地方で春一番が吹いたと気象庁は発表しました。

春一番は立春のあとに初めて吹く強い南よりの風のことで、春の陽気のウキウキした気分に聞こえるかもしれませんが、強風のほか気温も上昇するため【屋外のものが飛ぶなどの他、海難事故や積雪地域でのなだれ、火事】など十分な注意が必要です。

また、寒冷前線が通過したあとは冬型の気圧配置となり、寒さが戻ってくる見込みです。寒暖差による体調管理にもご注意下さい。

■春一番の由来は1859(安政6)年3月中旬にさかのぼります。
現在の長崎県壱岐島沖で、強い南風にあおられ漁船が転覆し漁師53人が犠牲になりました。
それ以降、漁師らがこの強い南風を「春一」「春二」と呼び警戒する慣習が生まれ、これが「春一番」の由来とされています。
そして現在、長崎県の元居公園には、帆をイメージた供養碑「春一番の塔」が建てられています。

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