年間2位につけ、福岡での逆転優勝の望みがかかるスキッパーのジミー・スピットヒルが中心となるオラクル・チーム・USA（アメリカ）は、ポイントが2倍になるスーパーサンデーの第一レースにおいて、オリンピックレジェンドであるベン・エイズリー率いるランドローバー・BAR(イギリス)よりも一歩リードしたものの、ランドローバー・ABRは4位、2位、3位と安定したレースを見せてシリーズ優勝とともに来年のバミューダ島で始まる第二次シリーズにおけるボーナスポイントをゲット。
「シリーズ優勝は、シーズンを通しての目標だった。みんな、よくやってくれたよ。新チームである僕らにとって、僕らは勝てるというファンに対しての強いメッセージだった。」
ベン・エイズリー
今回の福岡大会では、ランドローバー・BAR(イギリス)とアルテミス・レーシング（スウェーデン）が全6レースのポイントで同点となったものの、最終6レース目の結果で、ランドローバーBARが優勝となった。
しかし、来年のバミューダと本番のアメリカズカップに目を向けると、この一年間の予選シリーズの優勝とボーナスポイントが重要になる。
2ボーナスポイントを獲得したランドローバー・BAR(イギリス)と年間2位となったオラクル・チーム・USA（アメリカ)には、1ボーナスポイントが与えられ、来年のクオリファイヤーズでは有利になるだろう。
ルイビトン
