台風24号も発生。そして台風23号は今年最強クラスにまで発達しています。
6日(水)午前6時現在、猛烈な台風23号は、日本のはるか南東海上の南鳥島近海にあり、中心気圧は905hPa、中心付近の最大風速は60m/s、最大瞬間風速は85m/sにまで発達し、北にゆっくりと進んでいます。
あすの7日(木)以降は北東寄りに進路を変えて徐々に衰弱し、9日(土)には日本のはるか東海上で温帯低気圧に変わっている予想となっています。
また、台風24号は、南シナ海にあり、中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速25m/sで、東南東にゆっくりと進んでいます。
この後は、発達しながら8日(金)にかけてはほぼ停滞し、9日(土)以降はベトナム付近に向けて西進する予想になっています。
二つの台風はともに日本付近に接近することはなく、大雨などの心配はありません。ただし、台風23号による波が徐々に強まりそうです。きょうの6日(水)は太平洋側の広い範囲で徐々に周期の長いうねり(土用波)が入り始め、7日(木)・8日(金)と続きそうです。
うねりの周期予想図6日(水)午後9時
うねりの周期予想図7日(木)午前9時
うねりの周期予想図8日(金)午前9時
波高予想図6日(水)午後9時
波高予想図7日(木)午前9時
波高予想図8日(金)午後9時
また、北日本を、前線を伴った低気圧が通過しています。上空の寒気が南下し、次第に北日本では西高東低の冬型の気圧配置になって北西寄りの風・波が強まる予想になっています。
風予想図6日(水)午後9時
風予想図7日(木)午前9時
風予想図8日(金)午前9時
最新の気象庁の台風情報（http://www.jma.go.jp/jp/typh/）や、「海快晴」の風・波予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。
文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉
