台風21号と大雨に関する最新情報(10月25日)

ame

東日本を中心に大雨に注意・警戒が必要となっています。


午前6時現在、強い台風21号は、日本の東海上を北東に35㎞で進んでおり、中心気圧は960hPa、中心付近の最大風速は40m/s、瞬間最大風速は60m/sとなっています。


この後も北東寄りに進んで徐々に衰弱し、26日(土)の未明には温帯低気圧に変わっている予想になっています。
1921-00

また、低気圧が本州南岸を東北東進する予想になっています。
19102521
この低気圧と台風からの湿った空気により東日本を中心に雨となっており、強い雨となっている所もあり、大雨注意報・警報が発表されている所もあります。きょう25日(金)のうちは東日本を中心に雨となり、強い雨や非常に強い雨となる所もあるでしょう。


先日の台風20号の影響もあり、地盤の緩んでいる所や決壊している所が修復していない河川もあり、少しの雨でも洪水・土砂災害等の被害が出る可能性があります。


ご自分の自宅・お勤め先などがどのような自然災害に合う可能性があるのかを下記サイトで確認し、ブックマークしておくことをおすすめします。
https://disaportal.gsi.go.jp/
気象庁のサイト内には土砂災害・浸水害・洪水の危険度分布があるので、こちらもブックマークなどし、大雨が懸念される時には確認することもおすすめします。
https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html

また、あす26日(土)にかけて北・東・西日本の太平洋側の広い範囲で波の高い状態が続き、日本海側でも台風などに吹き込む風によって波の高い所があるでしょう。
波高25日午後6時
波高予想図25日(金)午後6時
波高26日午前6時
波高予想図26日(土)午前6時

また、台風が温帯低気圧と変わって北東に遠ざかった後も、太平洋側の広い範囲で周期の長いうねりが残りそうです。
19102621
うねり27日午後6時
うねりの周期予想図27日(日)午後6時



最新の気象庁の台風情報(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)や、「海快晴」の風・波予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。


文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉

最近の記事

関連する記事