台風21号最新情報(10月23日)

kousui25日午前9時

非常に強い台風21号は、日本付近に接近する可能性は低いですが、大雨をもたらす可能性があります。


23日(水)午前6時現在、小笠原近海を北北西に25㎞/hで進んでいます。中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は50m/s、最大瞬間風速は70m/sまで発達しています。


今後は、あすの24日(木)までは非常に強い勢力を保ったまま北寄りに進み、その後は徐々に衰弱して北北東に進路を変えて26日(土)未明には日本の東海上で温帯低気圧に変わっている予想です。
kaikotan_201910220440_FT180

あすの24日(木)には太平洋側の広い範囲で周期の長いうねり(土用波)が入り始めるでしょう。
うねりの周期24日午前6時
うねりの周期予想図24日午前6時

その後、太平洋側の広い範囲で風・波が強まるでしょう。
風26日午前3時
風予想図26日午前3時
波高26日午前3時
波高予想図26日午前3時

さらに、台風からの暖湿な空気などにより、25日(金)・26日(土)には北・東・西日本の広い範囲で雨となり、大雨となるところもあるでしょう。
kousui25日午前9時
降水予想図25日午前9時


最新の気象庁の台風情報(http://www.jma.go.jp/jp/typh/)や、「海快晴」の風・波予報を確認し、早め早めの行動をとるようにお心がけください。また、ご自分の自宅・お勤め先などがどのような自然災害に合う可能性があるのかを下記サイトで確認し、ブックマークしておくことをおすすめします。
https://disaportal.gsi.go.jp/

気象庁のサイト内には土砂災害・浸水害・洪水の危険度分布があるので、こちらもブックマークなどし、大雨が懸念される時には確認することもおすすめします。
https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html


文責 株式会社サーフレジェンド 気象予報士・防災士 唐澤敏哉

最近の記事

関連する記事