第18回アジア競技大会セーリング競技、日本は4種で金メダル

【日本セーリング連盟:8月31日発】

第18回アジア大会 セーリング競技
470級女子 吉田・吉岡 金メダル
470級男子 磯崎・高柳 金メダル
49er級男子 古谷・八山 金メダル

第18回アジア競技大会セーリング競技において、470級女子 吉田・吉岡組、470級男子 磯崎・高柳組、49er男子 古谷・八山組が金メダルを獲得しました。

先日、メダルを確定させたレーザーラジアル級女子の土居愛実選手とあわせて、日本のセーリング競技は4種目で金メダルを獲得しました。

そして、金メダルを獲得した日本選手とコーチ、惜しくもメダルには届かなかった選手のコメント等が届きました。

■470級女子 金メダル
吉田愛:アジア大会は3回目の金メダルです。ほっとしましたし、とにかく疲れました。今月は4日間しか息子に会っていないので、早く帰って、息子のルイにメダルを見せたいです。
吉岡美帆:今日のレースは今大会で一番の出来で、もっともリードを広げてフィニッシュできました。勝ってメダルを獲得できて、「やった!」と思いました。(レース終了後)

■470級男子 金メダル
磯崎哲也:今日は作戦通りにレースができました。何もトラブルははなかったのですが、(前のレースで中国からの抗議で順位を落としていたので)、陸に上がってからまず中国選手に「今日はプロテストないよね?」と聞きにいきました。「ないよ」と笑っていたので、握手しました。アジア大会のメダルは、本当に嬉しいです。やっと取れました。
高柳彬:初めてのアジア大会で、金メダルがとれて、嬉しいです。

■レーザーラジアル級女子
土居愛実: メダルは重たいです。金メダルで、嬉しいです。ほんと、嬉しい!(表彰式でメダルを手にした直後)

■レーザー級
瀬川和正:今日はいいレースができました。3位までは届きませんでした。

■レーザー4.7級
前田海陽、抜井理紗の若い2人は、メダルを獲得した先輩たちを見ながらとてもうらやましそうな表情を見せていました。初めてのアジア大会で、シニアといっしょのレースでしたが、オリンピックを目指すトップセーラーたちの活動を間近に見て「いつか自分も」と思う気持ちと、「すごいな、そこまでやらないといけないのか」という複雑な気持のようです。(帯同コーチ)

■コーチの中村健次
オリンピック種目で4個の金メダルは過去最高の成績であり、選手がよく頑張ってくれました。アジア選手権(6月に開催されたアジア大会の前哨戦とも位置づけられた大会)、その後の世界選手権(デンマーク、7月30日~8月12日)にも出場するようなタイトなスケジュールの中で、現地でしっかり準備ができたのが良かったのだと思います。

■この件に関するお問い合わせは公益財団法人日本セーリング連盟 広報委員会まで。
 http://jsaf-osc.jp/

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