スペイン・バルセロナで行われている『セーリング2012年470級世界選手権（兼ロンドン五輪日本代表最終選考会）』は、5月18日男女決勝シリーズ3日目が行われ、日本ナショナルチームの男子・原田龍之介／吉田雄悟組（アビームコンサルティング）が総合9位に入り、あす行われる総合10位以内のチームのみで争う最終決勝戦「メダルレース」への進出を確定しました。
決勝シリーズに出場していたもうひとつの日本チーム松永鉄也／今村公彦組（スリーボンド）は健闘しましたが総合12位となり、「メダルレース」への進出が果たせませんでした。この結果により原田・吉田組が大会での日本最上位チーム・選手を確定。日本セーリング連盟の選考基準をクリアしたため同級男子ロンドン五輪日本代表に内定しました。原田龍之介と吉田雄悟はともに五輪初出場です。
一方、女子についても男子同様なケースとなり、近藤愛・田畑和歌子組（アビームコンサルタント）が総合8位にて「メダルレース」進出を確定。追っていた吉迫由香・大熊典子組（ベネッセコーポレーション）は総合13位で「メダルレース」への進出がならず、本日の時点で近藤組が日本最上位チームとなり、男子と同じく同級女子ロンドン五輪日本代表に内定しました。
近藤・田畑組は現在世界ランク1位チームで五輪大会でのメダル獲得を目指しています。近藤愛は前回の北京五輪に続いて2回目の五輪出場。田畑和歌子は初出場です。
●大会公式サイト http://worlds.470.org/eventsites/default_s1.asp?eventid=66686
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●同上成績 http://470worlds.sailti.com/ca/default/races/race-resultsall
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■ロンドン五輪日本代表選手
◆470（ヨンナナマル）級女子（二人乗りダブルハンド）
原田組（右・原田／左・吉田）
◆470（ヨンナナマル）級男子（二人乗りダブルハンド）
近藤組（右・近藤／左・田畑）
日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会
