〜釣り人にも家族にも最高の夏を〜
はじめまして。海快晴スタッフのAyanaです!
今回は、釣り初心者の私が体験した、とびきり楽しい夏の海での「見釣り」をご紹介します。
「泳ぎ釣り」や「シュノーケルフィッシング」とも呼ばれるこの釣りは、その名の通り、海に潜って魚の姿を見ながら釣るスタイル。
実はこの見釣り、釣りをしないご家族やご友人を釣りの世界に引き込む最高の入り口になるのです。
そして、意外や意外、ベテラン釣り人の皆さんにも、きっと新たな発見と感動をもたらしてくれるはずです。
見て釣る。だから面白い。
見釣りの最大の魅力は、「魚の反応を目の前で観察できる」こと。
どんな魚がいるのか、どんなエサに反応するのか、食いつく瞬間はいつなのか――
通常の釣りでは“想像”するしかないシーンを、実際に目で見て体感できます。
「ここに魚がいる!」と確信を持って仕掛けを落とし、リアルタイムで食いつきを見る体験は、釣り人なら誰でもワクワクするはず。
釣りはちょっと…という奥さまやお子さんも
釣りに対して「待つのが退屈」「釣れなかった時の残念感が嫌」といったイメージを持つ人も少なくありません。
でも、見釣りなら話は別。
水中メガネ越しに魚を探すこと自体がアクティビティになり、まるで宝探しのような感覚で楽しめます。
特に子どもたちは夢中で泳ぎ回り、釣果はなくても“魚を追いかける体験”そのものが楽しい経験になること間違いなしです。
そして、これが結構釣れるんです!
今回、初めて挑戦したのですが、1時間くらいで7匹のカサゴの釣果がありました!
25cm前後の3匹だけ持ち帰り、小さいカサゴはリリースしました。
小魚やエビやカニが突く姿も楽しめます。
見釣りをきっかけに、家族みんなが自然と釣りに興味を持ち始めるかもしれませんね!
とはいえ、安全第一で!
楽しい一方で、見釣りは海に潜って行うアクティビティでもあります。
安全対策をしっかり整えてから臨みましょう。
安全に楽しむための注意事項
\\ 消波ブロック周囲は危険! //
潮流が複雑で波も立ちやすいので近づかないでください。
\\ 急な流れに注意! //
潮流の速い場所は流される危険があるため避けましょう。
\\ 事前確認を徹底! //
風や波のうねり、潮流の情報は、見釣りのコンディションに直結します。
「海快晴」で潮汐・波・風をチェック。
\\ 安全装備は必ず着用! //
ライフジャケット、マリンシューズなど。
手を切らないように、グローブも。
浅瀬でできるスポットもたくさんあるので、初めての方は干潮時のタイドプールや波の穏やかな湾内が安心です。
釣り人こそ、一度はやってみてほしい
「そんなの釣りじゃない」
「潜って釣るなんて、魚に警戒されるんじゃないか?」
「腕の見せ所がないのでは?」
そう思われた方もいるかもしれません。
しかし、実際にやってみると、これが実に奥深く、そして興奮するんです。
いつも見えないものとして釣っていた魚たちの生態や動き、海の中の景色を肌で感じることで、普段の釣りにも新しい気づきが生まれます。
ターゲットを“目で見て”選べる快感!
自分の目で魚影を確認し、狙いを定めて仕掛けを落とすことができます。
「あの根の向こうにいるな」「あの大物、今エサを追ってる!」といった、水中ならではのリアルタイムな駆け引きは、想像以上にスリリングです。
見釣りを極めた方の中には、イカ狙いで水中でエギングをしている強者も!
捕食シーンの“生中継”に感動!
落とした仕掛けに魚が近づき、パクッと食いつく瞬間を、水中から間近で観察できるんです。
ヒットした瞬間の魚の動き、エサへの反応、その全てが「生中継」。
これぞ見釣り最大の醍醐味かもしれません。
魚の居場所が手に取るようにわかる!
「魚はどこにいるんだろう?」
これは常に釣り人の課題ですよね。
実際に潜って地形や海藻、隠れ場所などを確認できるため、魚の生態や行動パターンが驚くほどよく理解できます。
見釣りは、普段の陸からの釣りのスキルアップにも繋がる、貴重な経験になるはずです。
必要なもの
・見釣り竿(フロートタイプ)
・ライフジャケットや浮き輪
・シュノーケル
・バケツ(釣った魚を入れるもの)
・マリンシューズ
・グローブ
・エサ
◆あると便利◆
・ウエットスーツ
・足ヒレ
・エサを持って潜るためのジップロックやメッシュバッグなど
見釣りは簡単でお手頃な道具で、すぐに始められます。
また、エサも含めて、ほとんどの道具が100円ショップでも手に入ります。
今回実際に私が使ったのは、ネットで購入した1,000円くらいのこちらの竿でした▽
今年の夏は、ぜひご家族やご友人と一緒に挑戦してみませんか?
「釣りって面白いね!」という言葉が、家族から聞こえてきたら、それが見釣りの最大の成果かもしれません。