こんにちは。海快晴の気象予報士の竹内です。
6月14日(水)~16日(金)にかけて、広い範囲で雷に注意してください。
500hPa(上空約5,700m)に、この時期にしては強い寒気(-12℃以下)が日本付近に流れ込みます。
一方、地上気温は25℃以上に上昇する所があるため、上空が冷えて下層が暖まると空気が上下に入れ替わり、そのときの上昇気流により雷雲が発生しやすくなります。
海岸や海上では雷の逃げ道となる高い所が少ないため、人に落ちやすくなります。
韓国では、今回の上空の寒気により、海でサーフィンをしていた6名の方が雷の被害に遭っています。
海岸や海上に出る場合は雷に注意し、雷が鳴り出したらすぐに避難するようにしてください。